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角谷郁恵

題名 micare

制作年 2023

《作品コンセプト》
川の流れや潮の満ち引き、強い風、石の辿ってきた道や時間や空間をなぞるように、幾つもの色を重ねて、乾かし、また色を流してを繰り返す。揺れる大地のことや、大洪水の夏の嵐、風が吹き荒れる鼻の奥が痛むような乾いた空気、冷たく光る山奥の川面や、暗い夜の海のこと。そんなことにぼんやりと思いを馳せながら、紙をしわしわに丸めたり、大きく腕を伸ばし刷毛で絵具を流し描く。
気がつくと、紙の上には幾つもの現象が過ぎ去った痕跡が残っている。
岩肌は自然が描いた絵画であり、彫刻なのだと、私は知る。

素材

紙、アクリル絵の具、岩絵具、墨、金箔

サイズ W.273mm × H.273mm × D.15mm
額装 なし(キャンバス作品のため、そのまま壁に飾ることができます。)
エディション

Unique

サイン 作品の裏面にあり(会期中はモザイク処理を行っています。)
即決価格 なし
配送までの期間 会期終了後、梱包のご用意のため1ヶ月ほどお時間をいただく場合がございます。お届け時期はご購入者様に直接ご連絡差し上げます。
配送料金について デリケートなアート作品を、丁寧かつ適切に梱包・配送するにあたり、配送料に変動が生じる場合がございます。そのため、事前に厳密な配送料をご提示できかねることをご了承ください。別途送料のご請求を差し上げる際は実行委員会より直接ご連絡を差し上げます。
角谷 郁恵の画像

角谷 郁恵

1989年 神奈川県生まれ。
2013年 武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。桂離宮の庭石を紙で立体模写した「石を組む -composition of stones-」を発表。
武蔵野美術大学卒業制作展優秀賞を受賞。

2017年 志村ふくみ(紬織、重要無形文化財保持者)主催、アルスシムラ卒業。

庭の意匠や自然物が持つ合理性・偶然性に惹かれ、技法にとらわれず、絵画的アプローチ、草木染めによる染織、陶器制作を行う。東京を拠点に制作、発表をしている。


個展

2017  個展「彩集」Gallery Cafe 3(東京)

2019  個展「拾う」Gallery Cafe 3(東京)

2020  個展「佇む」Gallery Cafe 3(東京)

2022  個展「明るい石」シカク(大阪)

2022  個展「目地を描く 石を畳む」Gallery Cafe 3(東京)

     
グループ企画展・販売会

2021年 石フェス!2021 アトリエ三月(大阪)

     Spiral Xmas Market 2021 Limited Gallery(東京)

2022    Artist New Gate ファイナリスト展 あべのハルカス(大阪)

               企画三人展「漂泊と沈潜」Gallery Cafe 3(東京)

       企画二人展「偶然を築く」KATSUYA SUSUKI GALLARY(東京)

               本屋B&B「石拾いは楽しい」 (東京)

       ウサギノネドコ 「自然の石 人工の石」(京都)

               松坂屋名古屋本店美術画廊「Fine Art Collection(名古屋)